未踏事業は、ITを駆使してイノベーションを創出することのできる独創的なアイディアと技術を有するとともに、これらを活用する優れた能力を持つ、突出した人材を発掘・育成する事業である ( https://www.ipa.go.jp/jinzai/mitou/about.html )
著名な採択者として、落合陽一、登大遊、まつもとゆきひろ(敬称略)らが居ます
未踏ターゲット事業は、未踏事業の中でも次世代ITを活用して世の中を抜本的に変えていける先進分野に力を入れた支援事業である
2024年度は、以下2分野についてプロジェクトの募集が行われました
● 量子コンピューティング技術を活用したソフトウェア開発分野
● リザバーコンピューティング技術を活用したソフトウェア開発分野
このうち量子コンピューティング技術を活用したソフトウェア開発分野に、弊社藤本が応募したプロジェクトが採択されました。
社会貢献及び、技術革新の加速を目指し、約9カ月ほどの開発を行います
■プロジェクト紹介
● プロジェクト名 : 災害支援自律ロボットにおけるサポートエンジンの開発
● 採択金額 : 3,780,000円
● プロジェクト概要
先端的な人工知能技術の精度が飛躍的に向上する中、深層学習を活用した自律制御ロボットの研究開発は、全世界で急速に発展している。
我々は自律制御ロボットが先進的な発展を遂げた未来を見据えて、自律型思考ルーチンが呼び出すことを想定した外部物理制御モジュールを開発する。
本研究では、ロボット工学の未踏領域である「特異点問題」および「デッドロック問題」の解決に焦点をあて、ロボットアーム技術の革新を目指す。目標として、より精度が重要視される事が多い災害支援ロボットの制御を具体的なターゲットに据え、アニーリングでの解決を行います。